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前身の社会体育研究会について

 フィットネス研究会発足の経緯をお話するにあたり、前身である「社会体育研究会」についてまずはお話しいたします。はじめは、東京体育専門学校のOB10期生の前田(現フィットネス研究会事務局)と11期生木村氏(現フィットネス研究会協賛者)との間で、単純に指導者として「夢や希望を現実のものにするには何かやらなくては!」という思いが 一致して、ではまず有志の勉強会をやろう!ということになり発起しました。何からやったらいいかと模索していたところ、東京体育専門学校の専任の方より、OBに岩間さん(現特定非営利活動法人日本ホリスティックコンディショニング協会)という人がいるから話を聞いてきなさいとアドバイスをいただき伺ってみました。岩間氏の口からでる事は私たちにとって刺激的でかつモチベーションが高まることばかりで、あっという間に3〜4時間が過ぎるほど熱いく斬新なものでした。その中で当時業界に新たな風を吹き込んでいた「PNF」というものに一番の興味と視点があたり、岩間氏を講師に迎えPNFの講習会を皮切りに社会体育研究会がスタートしました。

フィットネス研究会
事務局長
  前田宣明

 はじめは告知する手立てが東京体育専門学校のOBでしかなく、そこから口コミで広がっていくようになりました。メンバーは約50名程度でした。その中に現会長の大久保氏や協賛者の今福氏もメンバーとして参加していました。結局活動は平成6年〜平成11年の五年間、勉強会計19回を行い一時休会となりました。休会の理由は参加者の中心のメンバーが各クラブで中堅となり役職について忙しくなってきたことと、また内容をほぼスキル一本にしていたためそれぞれ勉強したい内容の共通点が見出せなくなっていたからです。そして社会体育研究会での経験を活かしてメンバーは各々の現場で実績を残し活躍し始めました。

大久保氏との再会

 社会体育研究会を休会して約3年が経ち、ある日東京体育専門学校のお手伝いで学校を訪れたときに、当時のメンバーの大久保氏が講師として学校に来ていて久しぶりに再会しました。大久保氏は岩間氏が立ち上げたFNC研究所(現ティー・コンディション)の一員となり、メキメキ力をつけて頭角を現していました。以前から熱い男だった大久保氏の情熱は更にアップしており、大久保氏から「前田さんまた何かやりましょうよ!」の一言で、いつかは会を再開したいという思いをもち続けていた私の心が揺れ動きました。ここでひとつ大久保氏がどれだけ熱いかということがわかるエピソードをお話します。前述の社会体育研究会で皆さんとコニュニケーションをとるためにキャンプに行った先での出来事です。夜中まで一杯やりながら話をしている中で、大久保氏はべろべろに酔いながらも色々な方に「どうしたらこのフィットネス業界で生き残り成功できるのか教えてください!」と頭をさげて意見を聞きまわっていました。ゲストとして呼んでいた業界の先輩方にも必要に食いつき、意識が薄れて倒れこむまでずっと頭をさげて意見を聞いている姿が今も目に焼きついています。私はこんな熱い男はめったに知り合うことができないと思っていました。今回再開して、そのたくましさになみなみならぬ努力の跡をみました。大久保氏と打ち合わせを重ねて「フィットネス研究会」発足へとこぎつけました。


フィットネス研究会発足

 平成14年(2002年)、大久保会長のもとフィットネス研究会が発足しました。会の名前を決めるに当たり社会体育という言葉はほぼ使われなくなっており、フィットネスを頭に出すことを決めました。社会体育研究会の残した課題を踏まえて、会の方向性をスキルの講習の場だけでなく、業界の横のつながりを広める「ネットワークづくり」や「業界の社会的地位の向上」のための活動も視野にいれてスタートしました。また、協賛者という形で業界で活躍されている方々に、会への賛同とバックアップをお願してまわりました。10名ほどの協賛がいただけて、会の運営に力強さが加味されました。告知は社会体育研究会に参加されていた方々と現場などのつながりなどから案内してみました。まずテーマに挙げたのが「コミュニケーション」を基本とした実技です。第1回2回はどの分野でも共通の「ストレッチ」を中心に大久保氏の座長で会を進めました。今回の会の特徴は講師という立場の方は置かずに、会を進行する「座長」という形をとり「みんなが声を出して答えをみんなで見つけていこう!」というスタイルを初めからとっていきました。これは社会体育研究会の時に岩間氏に毎回というほど要求されていたことでした。皆この仕事でお金を頂いている「プロ」なんだから、聞く一方では駄目、質問や疑問または私はこう考えいるといつも話が出来なくては生き残っていけないと、口すっぱく言われていました。このことは大久保氏も私もずっと脳裏に焼きついていたので、会を再開する前の打ち合わせで、この運営方法を決めていました。このことは会にどんどん浸透していき、第23回の時には個々の発表だけで三分の二の時間を費やして、本題までたどり着かず、次回に先送りしたほど皆さんの発言力が高くなり、当初の目的の達成に近づきました。

 第1回〜9回までは人の集まりやすいスキル的なことをテーマに挙げて行いました。第6・7回の「コアトレーニング」では40名余りの参加者が一人ひとつのコアトレーニングを発表して40通りの種類が挙げられたのは圧巻でした。実技のほかに「将来を見据える」というサブテーマを設けて、一過性のものにならないように必ず課題を残して次回へと繋げていきました。そして、第10回より「継続する工夫」というテーマを設けて実技だけでなくマネジメントやビジネスも見据えたテーマへと移行していき、社会体育研究会では出来なかった「イントラ(業界)の社会的地位の向上」に向けての足場を少しずつ固められるように、「IT」「コニュニケーション」「提案力」「話せるイントラ」などのテーマを次々の設けました。大久保会長の提案する「熱いイントラ」から「熱く知的なイントラ」という像を描いて目標にして進めました。

 そして、2007年より「人材育成」という年間テーマを設けて活動の方向性を以前より明確にアウトプットしていきました。人材育成は社会的地位の向上には必須のテーマですので継続して勉強して行きますが、一方では人の集まりにくいテーマであることは否めません。「育成される側(トレーニー)」「育成する側(トレーナー)」の両側の目線を持って活動の幅を更に広げるために、2008年度は1ヶ月に1回の勉強会を開催して、トレーニー向けとトレーナー向けを交互に行っていく予定です。また、会の告知・宣伝のためのHPの開設もまじかです。ぜひ2008年もフィットネス研究会にご期待ください!
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(C) フィットネス研究会 2007